”もうひとつの世界 智代編”

京アニCLANNADの番外編。


良い。非常に良い。


淡々としていて、ありきたりで、そういうのを、特に過剰演出もせず、淡々とありきたりに描く。かつ、個別一回性の物語に見せる。あるいは、それでこそ、個別一回性の物語に見える。


良いなあ。ぼくは中二脳だから学園異能的な展開しか思い浮かばないけど、ああいうのは良いね。きっとまだ物語的で、まだまだそぎ落とせるドラマティックな抑揚はあるんだろうけれど、すごく良い。


らき☆すたは、日常生活には等身が低いからなあ。髪色めちゃくちゃだし。


CLANNADの原作知らないけど、原作もこんな感じだったとしてら、文学とか人生とか言い出すやつが出るかもな、という感じ。


今の文学とか、余りよく分からないけど、現代美術や原題音楽の動でも良い感じを踏まえると、きっともっとひどいことになっているだろうとは思う。
それでも、今回の話は、特に文学とか関係なく過ごしている人間としては、ほとんど文学に入りかけている展開だったと思う。
良かった。



最近ギアスがえらい勢いで展開していって、面白いけど、ここまでくると個々のエピソードや描写を語りたくなるかというと(語ったことないけど)そうはならず、もはや1話ごとすら飛び越えて、全体の流れとしてギアスすげぇな、という感想になってしまう。