C の 世界

コードギアス 反逆のルルーシュ R2の第15話。

CBCはギアスを見せる気があるのだろうか。


さて。


今回、核心に迫りながらも展開が遅くなった。これが普通のアニメのテンポだろう。まだ速いかも知れない。

そういえば。C.C.はやっぱり愛されることが運命づけられたキャラだったなあ。ギアス能力を持っていた時期があったとは思わなくて、長い人生経験のうちで常に愛されてきた、みたいに思っていたけど。


ある種、C.C.は願いを叶えた。願いを忘れたかもしれないが、願いは叶った。人生をリセットしたら、記憶も飛ぶのがルールというものだ。
ところで、シャーリーじゃないけど、生まれ変わってもルルが好き、なのだろうか。


しかし、過去のC.C.は何故全裸になったのだ。もらったものを全部手放したから? そこでもらったと思っていたシスターの愛情も手放すことになった、というのは、R2の反復構造に適っているな。裏切られた瞬間のC.C.の表情(特に口)が、昔のマンガ表現のようで印象深かった。
20まで数えられるというので思うのは、足の指を使って20まで数えるC.C.だが、それはそれでなんかかわいらしくて良いな。不死を得た頃というよりは、ギアスを得た頃まで後退している感じ。


そういえば、リフレイン、というのも反復を予兆させていたな。そして、その予定調和にあらがうべく、スザクはカレンにリフレインを使わず、ナナリーは前に進む。


と、展開が、どこかの誰かがばらした通りになっているのだが、ミステリを途中まで読むと回答編を先に読みたくなってしまうぼくにはちょうど良いかもな。あるいは、コンプリート版の攻略本片手にRPGをする人間には。


そういえば、皇帝はルルのギアスが効いていた。別の不死者のコードによるギアスの影響は、不死者といえども受ける、ということか。今後この設定は活きてくるのだろうか。それにしても、死ななくても、撃たれれば痛いし、連発を受ければ衝撃で立っていられないのでは? 皇帝はすごいな。表情も異様だったし。まあ、神殿でのルルの表情もおかしかったから、今回の演出・作画上の問題かも知れないけど。おお、久々かもな、作画とか言い出したの。


そして、ある程度のギアスを使えるようにならないと不死を押しつけられないとなると、V.V.も先代の不死者から不死を受け継ぐに当たって、相当ギアスを使ったことになるな。ところで、皇帝のあっけない死の演出よりも、V.V.の方がさらりと死んだものだな。