三寒四温

はてなダイアリーのキーワードに飛んでも分かることだけど、今日の日本語だと、春先に段々暖かくなっていくイメージで使われることが多い「三寒四温」。


しかし、もともとは四字熟語だけあって中国の言葉。日本と中国では当然気候も異なるわけで、本来は、晩秋から初春にかけて、3日寒い日があると、続く4日は暖かいという7日1セットの周期を繰り返すという意味の言葉だったようだ。http://www.fujitv.co.jp/weatherman/ura137.htmlとかhttp://www.tbs.co.jp/kodomotel/science/0041.htmlとかhttp://weather.jal.co.jp/seasonal/1/seasonal_1d.htmlあたりが説明している。


辞書を引いてみるまでは、ぼくも本来の意味は知らなかった。まあ、そんな言葉は多いし、意味は変わっていってしまうからね。素敵とか全然とか。独壇場なんて本当は独擅場だし、まあ言葉の移ろいはしかたないんだろうけれど、しょぼい勘違いとかうろ覚え(ろ、ね)とかで意味や形が変容してしまうのは、やるせないというか何とかならないかなとも思うね。