女性はなぜ買い物に時間がかかるのか?

ありがちな性差本と言えばそうだが、ビジネスという切り口で新鮮味を出そうとしている。

内容の一部を要約すれば、男は一点突破、女は総合判断という感じで、直感に反しないものの、ありふれた感じに。
で、ふと思ったのは、オタクの行動。最終的には性的欲望に行き着いてしまうから価値基準は自分の性別のモノなのだが、オタクも腐女子も行動様式の一部が異性化しているかもなあ、と思った。まあ、性別なんて血液型以上に分類が少ないから気のせいレベルの話なんだけど。
オタクの場合は萌え属性の加算的判断をする。動的なモノや空間認識に優れると言われながら2Dを好み、普段はスペック厨のくせに作画や演出よりも止め絵でもいいから全体の整合性を保てと言う。
腐女子は、日常は広く浅く的指向なのに、専門的に極めていって激しくディープな者がカリスマとなる。


……どうもこじつけっぽさが抜けないな。失敗失敗。
そういえば、男は柄物が嫌いだという。一点突破的に視点を定める男性は、柄物の時はどこにも焦点を合わせられないから疲れてしまうのだそうだ。本当か? アニメキャラの服装は、厳窟王以外ほとんど柄なんてない。まあ、作画が面倒だとか、テレビの解像度では潰れてしまうとか理由はあるのだろうけれど、アニメの中心的な消費者は男のオタクで、男は柄物が嫌いだというのも原因の一つかもな、と思った。アニメーターも男が多いだろうし。超印象論。益体なし。