「粛正の街は涙に濡れて…後編」

DARKER THAN BLACK 黒の契約者の第22話。
やっぱり、アンバーの対価(の一部かも知れないけど)は年齢のようだな。どんどん細く小さくなっていく。それにあの格好だし、変態か? 仲間の女も能力的に露出魔だし。ノーベンバーも全裸で待機しているし。
アンバーの能力は時間停滞というよりは時間のコントロールなのかなあ。何かを見せるか記憶を書き換えるかまでしているとなると、量子論ものに出てきそうな類のギミックの能力なのかも。

そしてノーベンバーの最期。やたらと「契約者の合理性」を強調していたけれど、そんなに連呼しなくても、行動で人間くささは十分に出ていると思う。それに、動物は計算や理性で動かないし、ましてや未来を想定した行動はし得ない。それこそ、実に人間くさい行動ではないか。それから黒の動揺。


ぼくは一番好きな声優は家弓*1家正さんなのだが、あの声でおもしろキャラをやるのも良いものだね。パレスチナの何でもない爺さんのインタビューの声を当てると、普通の爺さんなのに偉大な族長みたいな含蓄が出てしまうというのが素晴らしい。結構な年齢らしいから、引退したり隠れる前に、含蓄力全開で高校生とか若者の役をやってくれないかなあ。渋声声優総出演の学園ものを作ったら、どんな真面目な話でも面白くてしょうがないと思うんだけどな。

*1:「かゆみ」って普通は読めないよなあ