行くぞ 最後の戦いだ

天元突破グレンラガンの第23話。
マギン再登場。欺瞞の司祭は、前回登場からかなり好きなキャラ。別に声が譲治だからというだけではない。マギンもシロウも理性があって、それ故に限界を知ってしまって苦悩するタイプ。それでもマギンは理性の欺瞞ぶりというかどうしょうもなさを知りつつも現実と折り合いをつけることができていて、シロウよりも大人として描かれている。シロウはそこまでできない（背負った数が多かったというのもあるが）のは若さで、それを仲間が補っている。良いね。ペッテリン攻略後（なんか入力中の“てっぺりんこ”という文字列が面白い）のキノンの眼鏡ロングストレートぶりが良いと思っているのだが、嫌われ役になりそうなシロウをちゃんと見ているところが実に良い。これからさき彼らの出番は限りなく減っていきそうだけれど、それぞれのキャラクタへのフォローとか関係性がちゃんと把握されて描かれている作品というのは実に良いね。サブタイトルのフォントもいよいよシモンに変わって終盤へ向かって畳みかける！　ホント、4話ってばなんだったんだよ。