大黒市黒客クラブ

電脳コイルの第4話。
地味目なキャラデザと淡い色調が、田舎のクソガキのリアリティを増強。で、やっていることは長門さんもびっくりなハッキング対決。いじめっぽい雰囲気で現代的ディテールを出しながら、構図的にはダイチを噛ませ犬にフミエが良い勝負をしてイサコとある程度分かり合うという感じで、シナリオの流れとしてはオーソドックスなんだろうけど、なんか魅せられた。将棋とか囲碁のアニメを見ているような感じかも。なんか分からんが凄い感じだ。
イサコは炎の魔女を思いだした。小さな魔女さん、とか言ってたけど。


目が赤くチカチカいうのは(緑にも光ったけど)、ギアスっぽい。時期的に同じって事は、別にパクリでもなんでもないだろうけど、似たような演出が近い時期にくるのは、アイディアをひねりだす思考の流れがみんな同じなんだろうな、と思う。


授業中にもメガネをしまわなくても良いなら、ノートや板書はメガネで良いし、授業中のひそひそ話もチャットでいいんじゃないかと思う。けれど、それってSF脳というか、技術があるならみんな使うだろう的安易な発想なんだろうな。現実的にはそうとう長いこと古いスタイルが生き残ることはありそうだ。ただ、舞台が日本の未来なら少子化が進んでいるはずで、地方都市の学校なんて相当閑散としているのが正解じゃないかなあ。