せめて哀しみとともに

コードギアス　反逆のルルーシュの第23話。
今回特に、アンチヒーローというか、悪のボスみたいなキャラクターが悪のボスへと変わっていく過程みたいのを感じた。ルルーシュの場合は、犠牲を無駄にしないために更に堕ちていくというよりは、はじめから目的があって、自らの行動の結果によって更にその目的が現実的になっていくというような成長ストーリーの要に思える。理想が現実になっていく過程というか。ただ、その方法も目的も大分悪役で、アンチヒーロー。普通成長物語といっても結局成長過程も成長した結果も夢みたいなものだけど、ルルーシュの場合はブラックで破天荒ながら、現実に向き合っているというか、直面せざるを得ない感じがして、リアリティ。少なくとも、フィクションとしてかなりリアル。
さて、ユーフェミアが意志でもってギアスを振り切るというエピソードは、ギアスの新しい条件なのか、それとも例外に過ぎないのか。スザクはV.V.と出会ってギアスを手に入れたのか。夏まで待てとはざんね〜ん。