10月12日 嵐ノ乾燥剤

ひだまりスケッチの第7話。別の回に続きそうなスタイルもありだな。続かないとしても。

ヒロが栗を切っているシーンは、いかにもリミテッドアニメの節約部分みたいな反復動作だったのだが、そういうものを見慣れてしまっていると、まあそんなのもかと流せてしまう。そこで、作品の内部から栗を切りすぎだとツッコミが入ることは、その動作が作品世界でも反復しすぎで、かつそれは変だと示されることで、何だか逆に新鮮な驚きみたいな気分になった。


前々から感じていたことだが、沢城みゆきは低い声の役――というか、割と年上の役――が似合わないように思う。どうも演劇調で、自然さに欠ける。ねぎま!?の黒薔薇男爵は、まあ元々が演劇的な役どころだから気にならないのだが、ここでの大家の役とか、BBBでのカサンドラの役とかは奇異に感じる。どれほど沢城みゆきが年齢よりも落ち着いてみえるキャラクターだったとしても、まあ若いものは若い、ということだろうか。上手くは言えないけれど、そんな感じ。合ってない。そう感じる。