続く幸せ

ライトノベルの新人賞受賞作は、単巻でのインパクトを狙って書かれている。それにも拘わらず続編を書かされるのは、おかしいんじゃないかなあと以前は思っていた。しかし、そうやって完結した話をこじ開けられる力がないと、読者に忘れられないうちにシリーズをランニングさせるという、現状のラノベ作家としての適格を備えていない、ということになるからなんじゃないかな、などと思うてみたり秋更ける。