宇宙で待ってる

機動戦士ガンダム00SSの第12話。

アバンのルイス「約束よ」がなんか月詠を思いだした。フルフルフルムーン。
比較すると1期のときより声が低いのが明確だけど、成長というより追い詰められているという感じ。
容姿を変えるべきは、中華じゃなくてルイスの方だったように思うが、"過去に囚われている"という意図のような気もする。


先週どうも収まりが悪かった二人のセリフが重なるところ。今週はステレオの分離を大きめにしたね。違いを出した方が良いと判断したから、とも受け取れるし、先週のサブタイトル通り、再会したけど離別でもあって、今週はもう完全に離別のフェイズなのだ、という演出とも受け取れる。



劣化しているのに、リボンズにとっては中華は小娘。リボンズの中身は相当おっさんなのだろうか。僕が一番上手くガンダムを操縦できるんだーと言い出す日も来るのだろうか。



苦悩する沙慈に対して、振り切るルイス。男女の反応の違いって感じで良いね。とはいえ、ルイスの反応は精神病的に追い詰められたが故のオール被害妄想っぽい反応の方が大きいように見える。今まで写真を持っていたということは、唯一の生きている心の支えだったのが沙慈ということで、それに裏切られたと思うことでより頑なに症状を悪化させそう。


そういえば、ルイスは写真を持っていて、沙慈はメールだけ。沙慈が持っているのが写真の方が、過去のルイスの幻影を追っているように見せられるし、ルイスが自分の出した「宇宙で待ってる」のメールを自分で消す方が過去を切り捨てている感じを出せるような気もするのだが、どうだろうか? 男は視覚、女は情緒、みたいなステレオタイプも出せると思うのだけれど。
ルイスはロッカーを眺めていたし、先週からの続きで、2階級特進中尉の写真がキーになっている、という要素を重視したのか。だとすると、写真を消したことで、ルイスは自分の中で沙慈を殺したことになり、そのまま敵として沙慈を殺すという演出にに繋がる。そっちなのかなあ。的外れ?


なんかコーラがニュータイプ反応みたいなのを出していたんだけど、結局やられてる。覚醒やられ。高度なテクニック。御覧の有様だよ!