ダウンロード違法化案

ダウンロード違法化に反対するというと、どうも不正行為を助長する側みたいな印象が付きかねない。
しかし、ダウンロード違法化ってのは、ただでさえ大きい権利団体が話し合いと称しつつ突きつけるための強力な武器な訳だ。
だから、ダウンロード違法化を認めるということは、自衛のために武器を持つ権利を認めたアメリカでさんざっぱら銃殺事件が起きているのと同じ状況を日本のコンテンツ界隈にもたらそうとしているのと同じなんだという感じのイメージを広めたら、ダウンロード違法化に反対する立場が、あたかも不正行為を冗長するかのような印象を払拭する手段になるのではないか。
現状でもやたら強く、小さな喫茶店からも搾り取っていくジャスラックに、文字通り鬼に金棒な状況を与えてやる必要なんてあるのだろうか。
それは丁度、銃の所持が原則的に禁止されている日本においてさえ、銃による殺傷事件が起きているのに、銃を自由化するようなものじゃないか、と。


まあ、著作権を主張しても人は死なないって言えばそうだけど、だったらそこまでむちゃくちゃ強引にダウンロード違法化を主張するなよ、とも思うわけで。