自分に跳ね返ってくる。
物質的に豊かになれば、物質的な他人の権利を奪う必要がなくなる。
精神的に豊かになれば、精神的な他人の権利を侵害する必要がなくなる。
地球は有限だ。あまりむやみに生産を拡大できない。
となれば、人間が減るしかないんじゃないかな。昔は、今よりは人間の数が多くなかったと聞くよ。か、宇宙に行くか。
ところで、この増田は、他人に対して優しくないから、優しくない人が増えたんだと、他人を非難するのだろうね。他人に対して優しい人に対しては、他人は優しく接し返すことが多い。中には優しくされても優しくしない人もいるけれど、優しくしているつもりでも相手に伝わっていないこともある。そんなとき、優しく接し返さない人は例外だとか優しくしているつもりなんだろうなと考えられる人が優しい人で、そうやって他人を慮れない人はきっと優しくない人だ*1。
相手をどうこうしなくても、相手のことを慮れるひとは、自分の気持ち一つを変えるだけで不快な気持ちにならずにいられる。それなのに、相手の領域に踏み込み、相手をどうにかしようというのは傲慢だ。確かに、見て見ぬふりでは問題は解決しないが、相手の問題解決能力を無視しているし、相手のパーソナリティを軽視する態度だ。
そうやって増田を非難するぼくは、優しくない人だろう。しかし、不合理な不利益を与えなければ良いんじゃないのかな。まあ、その不合理とか不利益を判断するのは人それぞれだから、決着付かないんだけどね。しかし、ぱっと脇から相手の問題をかっさらって解決するのが優しさだとは思えない。まあ、いろんな優しさの定義があっても良いけどね。バファリンの半分=胃薬の成分が優しさ、みたいに。
*1:故意に分かりにくく書いてみたけれど、分かりやすく書いたところでこの程度。
ところで、この増田が、優しくない人が増えたといって他人を非難するのは、他人に対して優しくないからだろうね。人は、優しく接してきた人には優しく接し返すものだ。敵意がない人間に、わざわざ敵意で返して関係を悪化させるのは不合理だからだ。そうしない人もいるだろうけれど、優しくしているつもりでも相手に伝わらないこともある。そんなとき、優しい人ならば、優しく接し返さない人もたまにはいるよねとか、不器用なんだろうなと解釈できる。そうしない増田は、きっと他人に優しくない。