ラノ漫

ラノベというだけでニッチなのに、その漫画化とはニッチのニッチ。
漫画雑誌が売れないのは、1回読めれば十分な人には持ち運ぶにも捨てるにはかさばり過ぎ、保存したい人にもやっぱりかさばりすぎるという点が問題なんじゃないかな。まあ、それだけじゃないと思うけれど。
だからとっとと電子化してしまえ、と思っているのだが、今一実現しない。仕方がないので、取り敢えず電子ペーパーの普及待ち。書店なんて超高速回線の引いてあるサーバー置き場、データステーションにしてしまえばいいのですよ。書店員も印刷所の人も、サーバーの管理業に転職だ。……無理だな。余った人をどうすれば良いんだろうね。人口減社会で良かったよ。


アニメは最適化が進んでいて、大体作画のクオリティが安定してきている。漫画も漫画家という個人で作るイメージから、アメリカみたいに会社で作るのもアリ、という風にみんなが思えるようになれば刊行ペースを加速できると思うんだけどなあ。今の漫画の単行本5冊くらいの分量を一気に出す、と。まあ、電子化しているのを前提にしているアイディアだけど。
それだと、ギャルゲーやアニメのようなマイナーな世界になってしまうか。じゃあ、雑誌の代わりにサイトで小出しにすればいいんじゃないかな。
どうも、現状の出版に取って代わるほどの規模にはなりそうもないな。なんかブレイクスルー的な何かはないものだろうか。Wiiチャンネルのようなサービスの一般化とか、TVのオンデマンド化とかそういうのが先かもなあ。