黒い訪問者

電脳コイルの第19話。
京子が見ても階段鳥居は伏線としてシナリオに絡めないではないかと心配したが、隠し部屋でなんとか繋がる模様。にしても、祭りのおっさんリアルだなあ。リンゴ飴のリンゴというのはなんか聖書的。口にしたら戻れない。口にすると書いて思ったのだが、喋るのも食べるのも同じことかもな。それによって繋がりが切り替わる。聖書じゃなくても神話的なモチーフではないか。京子の電脳の身体の戻り方が、イサコのイリーガルを吸収するのと同じなのが意味深。ちょっとずれだたけのときと演出が違う気がするが、あまり記憶にない。


意識が持って行かれてしまう理屈が不明だったが、少しずつ設定があること自体は見えてきた。その点は、.HACKよりSFしていると思う。あれは脳波を使っているゲームでもないのに意識を持っていかれてしまう。意識を失うだけなら別に良いんだけど、電脳空間に留まるのがさっぱり分からない。電脳コイルも、ペットの視点とかAIを処理しているサーバとかの設定が良く分からないが、少しは説明しているし、小学生視点がメインだからそれほど変でもない、様に思う。