はじめての×××

ドージンワークの第1話。
Bパートまるまる使ってのラジオのような企画をしている。OA期間中に声優を使って同人誌を出してみようという企画を本編の枠内で流すとは、メタ的。これから先もこの構成だったら凄い。途中経過とかも見せられるわけだから、やるんだろうなあ。馬鹿だなあ。なんというか、むしろこっちの方が本編の様な気がしてきた。
こういうことができるのも、作品のテーマというかモチーフ故だけど、なんというか箱庭的に感じる。別に構わないけど。
TVアニメ(別にOVAでもいいけど)の制約とか枠とかいうものを考えると、どうしてもどこまでエロくできるかとか、どこまで動かしてみせるかとか、倫理的にギリギリの表現をしてみるとかの方向性をイメージしがちだけど、そういうことをすっ飛ばしたアイデアというのが出てこないと、結果的に業界全体の活力がなくなってしまいそうだし、どんどんやったらいい。
こういう阿呆な企画を、実際にやってみるチャレンジ精神は大切だ。とはいえ、番組として声優が何か同人誌を作ってみるというのはちょくちょくあるので、その点では割と安全側の企画かも知れないけど。
その点では、うたわれるものラジオが“生まれたて”のCDを出したり、ラジオの方の本を作ってしまう方がプログレッシブだといえるかも知れない。
それにしても、斎藤桃子は相変わらず漢字が読めないんだな。せっかくだから、浅野真澄も出してやれば良かったに。恥ずかしい格好を黒歴史にしたい人でもあるし。でも、それこそ二番煎じになってしまうからな。それでは駄目か。