「災厄の紅き夢は東欧に消えて…後編」

DARKER THAN BLACK 黒の契約者の第6話。
黒の能力は電撃だったのか。今まで、相手に接触することで生命でも吸っているのかと思っていた。そういえば、コートは能力ではないのかな。主人公らしく複数能力なのだろうか。ハヴォックによれば、大食らいは対価ではないようだ。今までで黒の対価のヒントはあっただろうか。まあ、深夜アニメなんだから、何でもかんでも説明しないってのは好感持てる。ハルヒのように深読みするタイプの演出でもないと思うけど。今回のは夜だったから目立っていたが、自然と背景の星に注目するようになってきた。
ハヴォックがぎごちなく笑うシーンの動かし方が本当にぎこちなくて、ああいうアニメっぽい動きはあまり好きではない。アニメだということは見ていれば分かるわけで、殊更変な動きは必要ない。どんなに自然に見えるように動かしてさえアニメはアニメだ。そこに味があって良いのだけれど。まあ、単に動きに対してコマ数が足りてないだけだったりして。
次回予告のノリはなんだろう。まあ、カウボーイ・ビバップにもギャグ要員とかあったし、進行上の口直しを入れたくなってしまう作り手の気分というかそういうものなのかもな。個人的には、あからさまなギャグの要素は、他に大量に溢れる別作品に任せればいいと思う。ブラック系でもシュール系でもいいけど、こういう作品ではニヤリとさせる程度の方が良いと思う。対価なんて一番それに向いているガジェットだと思うんだけどな。コードギアスの場合は学園モノというか、常に日常との落差を意識させた方が効果的だし、作風もテンポ良く詰め込んでいるスタイルだからギャグはあった方が良い。みんな違ってみんないい、みたいな。