SHUFFLE! MEMORIES

#2.「芙蓉楓編 前編」
#1はあまりの導入編っぷりに、このまま続いても却って面白いかもと思ったのだが、杉田智和によるナレーションのキョン節が聞けたのは前回だけだったようだ。
しかし、今回は今回で良かった。音に聞こえたあのヤンデレぶりがOPからひしひしと伝わってきたぜ。
前の放送は、アニメ視聴者の伝家の宝刀1話切りをしてしまったから見ていなかった分、コンパクトになってしまったが鮮血ENDもかくやな狂いっぷりに、納得しました。ああ、1話でちょろっと見えたあの都合の良すぎるお世話係っぷりにはこんな裏があったのか、と。
苛められるのも全力で尽くされるのも相当ウザいというかきついと思うんだが、主人公はそれで良いのだろうか。一周してヘタレにも思える。あるいはどうやっても報われないタイプ。楓さんにはメンヘルの素養がある。
なんというか、結局はフィクションなんだけど、そのなかでの十分な説得力があるリアリティがある。
そして、次回は「時雨亜沙編 前編」って、涼宮ハルヒの憂鬱スタイルか? それにしても、オフィシャルサイトの

土見稟と同居中の芙蓉楓は、大人しくもとても健気な女の子。いつも幼馴染である土見稟の身の回りの世話を甲斐甲斐しく行っている。リシアンサスやネリネ時雨亜沙など、周囲のかわいい女の子たちが稟と仲良くしているのが、少し気がかりの様子。

ってのは、虚偽表示に近いんじゃないか。まあ、普通に予告っぽく書くならそうとしか言いようがないし、総集編みたいなものだから更にありきたりになるのはしょうがないし、お約束みたいな面もあるだろうからな。