参上! ドロッチェ団

泥棒ネズミでドロッチェ。チェ? 画面や音楽がどんどんコンパイルっぽくなっていくカービィシリーズカービィ饅頭を出すようにならないことを祈っている。まあ、アクションゲームの王道的なマップ構成だからね。しかし、各ステージごとにショートシナリオが入って、そこに言葉が書いてあるから、今までのカービィのシリーズというよりは、コンパイル的。ま、DSだからな。


吸い込んだときの演出から見るに、コピーパレットって、カービィの胃袋だよね。デフォルトのスタイル通り、まさに小宇宙〈ミクロコスモス〉。前回の新コピー能力のエンジェルは正直肩透かしだったけれど、今回のコピーパレットとか、アニマル(モグラだけど)は良い感じ。ただ、何故か、なりきりダンジョンを思い出した。画面のせいだろうか。


鏡の大迷宮のときに感じた妙なアンバランスさ、例えば、敵が妙に強かったり、技の当たり判定が微妙だったり、ダンジョンの繋がりがエリアを跨いでいて、扉が別れているのにあやふやになっていたり。そういったところが改善されていた。きっと批判が集まったのだろう。難易度はどうでも良いのだが、やっていて、イマイチ爽快感がなかった。カービィがいけるのは1ハードにつき1つまでなのか、みたいな。あと、ゴール後のカービィのダンス。鏡の大迷宮を一人でやっていると、どうしてもカービィも一人で踊ることになって寂しかったが、今回は取った宝箱の数だけカービィ踊る踊る。取った獲物を前に踊る様は、まるで謎の部族の様だ。


全体的に良い感じ。まだ序盤しかやっていないから評価はできないけれど、カービィシリーズ至高の名作、スーパーデラックスに比肩しうるかも。音楽がいいゲームは内容も面白い、という僕の経験則があるんだけど、今回のカービィは音楽も良いし、期待できる。