door in the face

訪問販売員みたいな方法で値下げ告知をしたPS3だが、ゲームショウってことで、いくつかのタイトルのデモムービーが、PSのサイトで見られる。

ソフトハウスによる方針というか、体力差がはっきり出てしまう印象。どれも映画の予告みたいなフォーマットでまとめてきているので、それだけに差が明白。みんゴルみたいなスタイルだと、映像技術力はさほど気にならない。ゲームソフトになるのかは不明だが、AFRIKAの映像は気に入った。純粋に鑑賞用だとしても十分に耐えうる品質だと思う。

今まで、ゲームの3Dモデラーの人たちは、如何にポリゴン数を減らしてそれっぽく見せるかを要求されてきたけれど、今後はどれだけ芸術的・印象に残るモデリングができるか、あるいはどれだけリアリスティックな造形ができるかを試せるようになってくるわけで、楽しいんじゃないかな。仕事が増えるだけか。そのモデルに動きを付ける人はもの凄く大変だろう。そうすると、どんどん予算が増えるわけで、大作主義にならざるを得ない。世界で通用するコンテンツにしなければ制作費を回収できなくなってしまうだろう。海外の方がリアル指向が強いから、上手くいけば何とかなるけれど、海外の製作者の方が有利かも。いよいよもってPCでゲームをするハイエンドユーザーの獲得競争になるかもね。