常識になるには

今日の日付のNHKクローズアップ現代

アサギマダラという長距離を移動する蝶の話。

何もない海上を移動するとき、何百キロメートルも飛び続けることができるのか、という疑問があった。あるとき、漁師が、海面に羽を広げて浮いている蝶を発見した。海に停まって(?)休んでいた訳だ。まあ、何もないといったって、海はあるわけで、休まなければいけないならば、海で休むしかないのは当然といえば当然なのだが、かといって目撃証言もないのに、「海で休んでいるに決まっているだろう」と主張しても、「そうはいってもなあ」なんて、受け入れてもらえないだろう。証拠があれば、常識の範疇で済ませることができる内容でも、証拠がなければ、今度は常識によって阻まれる。そういう話。

今日の番組には、野鳥の会会長(?)も務める柳生博が出ていたが、柳生博を見ると、以前、平成教育委員会で、正答が分からなかった回答者が、タマネギか等圧線みたいな柳生博の頭の絵を描いていた光景を思い出して、思い出し笑いをしてしまった。