包丁理論

責任論ではなくて、見たまんま包丁の話。


よく、動物を描くときに眉毛を描くなとか、節足動物の足の数を変えるなとか、鳥の足は2本だとか、いろいろ言われる訳です。
で、包丁の絵なんかも言われるものの類だったりします。


上の画像が、ヴァンパイア騎士の第2話に出てきた包丁。


下の画像は、仮面のメイドガイの第3話に出てきた包丁。


で、言いたいことは、刃の部分をカーブさせるな、と。

ヴァンパイア騎士は、世界観的に洋風だから、文化包丁ではなくて牛刀かも知れず、だとしたら刃先が弧を描いていてもいいのかも知れない。けれど、刃境というのか、地金と鋼部分がバリっと分かれていると洋包丁っぽくないし、普通の包丁なら変じゃないかなあ、と。ターゲット層も監督も女性なんだから、ちょっとしたアイテムにも気を遣えばいいのに。細部を気にするのもオタクのサガのはずなんだけどな。細かいのはむしろ男のオタクの方なのか……?
メイドガイの包丁は至って普通。問題なし。


で、特別な理由がないなら、資料に当たって普通の絵にすればいいのにね、と。うろおぼ絵とか、記憶スケッチじゃないんだから。