Stage6終了のお知らせ

いや、本当に。2月28日まで。オリンピック・イヤーだけにもう1日、2月があるのが逆にションボリかもね。


最近じゃHD画質の“違法”コンテンツをアップする傾向も高まっていたわけだし、サーバ的にもコンテンツホルダーの圧力という意味でも負荷の高さに耐えられなくなった、という感じだろうか。
標準でダウンロードできる仕様がまずかったのかもしれない。
あるいは、このまえのサーバへの攻撃で、セキュリティ方面へのコストを割く必要性が出てきてトドメになったのかも。だとしたら、全く余計なことをしてくれたものだ。コンテンツホルダーとしてはGJと思うかも知れないけど。
H.264を利用できる動画投稿サイトも増え、YouTube以降の投稿サイトは、さりげなく標準以上の解像度の動画もアップできるし、陳腐化してしまったのも原因かも知れない。


いずれにしても、サービスは終了し、祭りも終わり。


とはいえ、場所を変えるだけなんじゃないかなあとも思う。動画投稿サイトが次々と勃興していく時期においては、完全に黒色戦術を採っても、ユーザからすればできることは変わらない。制度的・技術的にどう対処したものか。まあ、ネットワークでの配信を標準化して、コンテンツを広く浅く提供できるようにならない限りこの状態はコンテンツホルダー側に有利になることはないとは思う。超盗人論的だけど、革命とか革新ってのは、まあ権力を持たないところがぶちあげるものだから、悪く見えるのは当然かも知れないし、単純に、本当に悪いだけかも知れないけれど、流れに棹さす方が簡単なのは確か。


この影響で、HD投稿への欲求が他の動画投稿サイトに流れた場合、順番に倒れていくのか、拡散的に発展するのか。標準でダウンロードできるサイトが少ない以上、影響が出ないかも知れないけど、建前上はダウンロードできなかったり、見かけ上画面サイズが固定されていることを利用して、かえって大規模化する可能性もなくはない。どうなるんだろうなあ。


日本国内を見ると、NTTの光通信が3月末から次世代化するというし、ここから公式のHD動画の配信が普及するかもしれない。まさに日進月歩。